因果推論は文字通り「特定の結果を引き起こす要因」を推論することです。
因果推論の比較対象として出てくるものに「相関」があります。
相関はあくまで「”結果的に”、対象2つの事が関連している」ことを調べる事であり、原因と結果の関係を測るものではありません。
「広告を打ち出した効果を測定したい」というような「効果検証」を行う際は、
因果推論を学ばないと誤った解釈をしてしまう恐れがあります。

因果推論を学ぶにあたってオススメする本を記載します。

1.効果検証入門〜正しい比較のための因果推論/計量経済学の基礎

安井 翔太(著), 株式会社ホクソエム(監修)

因果推論の初学者にオススメの書籍です。
「因果推論が何故必要なのか?」や「各手法はどのようなメリット・デメリットがあるのか?」等の要点がまとまっていて、読みやすく、分かりやすいと思います。(適宜数式を用いて、納得感を得やすい形になっています。)
なお、サンプルデータを用いた実装例も載っています。(R言語)

2.統計的因果推論の理論と実装

高橋 将宜(著) / 石田 基広 (監修) / 市川 太祐, 高橋 康介, 高柳 慎一, 福島 真太朗, 松浦 健太郎 (編集)

こちらも分かりやすく、オススメです。
所感として、上記1はコンパクトに要点を絞った印象であり、より幅広く学びたい方は本書(2)が合うかもしれません。
こちらも実装例(R言語)が載っています。

3.ローゼンバウム 統計的因果推論入門: 観察研究とランダム化実験

Paul R. Rosenbaum(著), 阿部 貴行(翻訳), 岩崎 学(翻訳)

こちらも初学者向けであり、数式が苦手な人でも読みやすいように、文章メインで因果推論を説明している書籍です。
文系の方はこちらが合うかもしれません。
※R言語含め、実装例は載っていないので、実装方法も学びたい方は上記1,2を手に取ってみてください。

By clear

データエンジニア・機械学習・分析等を主とし、Webアプリ開発も行っているフリーランスです。